2025/09/05
こんにちは、(株)甲南 広報担当です。
暦上では秋ですが、そんな気配はなく
まだまだ暑い日が続いていますね。
現在は加工屋の多くも作業場にエアコンが
完備されていますが、昔はないのが普通
だったとかないとか、、、
エアコンが無いのはもはや想像もできませんが
弊社にはもう一つ無くてはならないものがあります。
それは「抜型」です!(多分うまく言えました、、)
今回の配信は、そんな抜型に焦点を当てた内容となりますが、
㈱ノダ様の「SCナイフ」についてご紹介させていただきます!
抜型と聞くとトムソン型を思い浮かべる方も多いかもしれません
SCナイフはトムソン型の弱点を克服してくれる存在となります!
まず、SCナイフをご紹介する前に、基本となる
トムソン型について簡単にまとめてみました。
①トムソン型とは
→木の板などにレーザーで溝を掘り、溝に刃を差し込んでできる抜型
②特徴
→比較的軟質な材料の加工に適しており、他の抜型と比べコストを抑えられる。
③弱点
→1本の刃を曲げたりカットして①のように差し込んでいくため
必ず刃の「継ぎ目」が発生する。継ぎ目部分は加工断面がぽこっとして
段差があるようになってしまう。
また、右画像赤丸部分のように刃が交差する部分では
刃が倒れることがあり、製品形状や加工効率に影響が出る。
ざっくりですがトムソン型について
おさらいできましたので、
SCナイフの特徴をご紹介します!
SCナイフとは、、、ずばり「継ぎ目のない」一体型の刃となります。
SCナイフのCG画像となりますが
先程のトムソン刃の赤丸部分とは違い
刃が交差する部分も一体で1つの刃となっています。
では実際の加工事例をご紹介します。
SCナイフの強みをご紹介させていただきましたが
右の木型は上記加工事例の際に実際に使用した型です。
刃の部分の色ですが、上半分からグレー色に
なってますが、まさにSCナイフの部分となります。
このように必要な部分のみSCナイフに置き換えられるのも
魅力の一つです!
SCナイフの魅力をご紹介させていただきましたが
最後に一部仕様・特徴をまとめました。
寸法公差:±0.05(弊社での加工時は別途加工公差がございます)
最大:700mm×1000mm
最小:1.5mm×1.5mm
最大の特徴:「継ぎ目」がない
SCナイフについてご相談がある場合
お問い合わせいただければ幸いです
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました!
簡単なまとめではございますが
SCナイフについて少しでも興味を持って頂ければ大変嬉しいです!
今回も最後までご覧いただき
ありがとうございました!
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