加工事例 / 甲南ラボ

2025/07/11

【その止水、間に合いますか?】止水対策の新常識【Vol.51】

こんにちは、(株)甲南 広報担当です。

一年で最も暑い時期に入り、連日厳しい暑さが続いておりますが、

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

暑さに加えて気温差も大きくなる時期ですので、

体調にはくれぐれもお気をつけください。

局地的な大雨や台風による被害が、年々増えてきています。

そのたびに、防水対策でお困りの方も増えているのではないでしょうか。

そんなお悩みに応える、よりスピーディーで高性能な「止水板」「プラバリア」を、今回はご紹介します。

なぜ今、止水対策が必要なのか

異常気象による 水害リスクの増加

豪雨の発生件数はここ30年で約1.4倍に増加しました。

局地的な大雨による内水氾濫が都市部や住宅地でも頻発しているようです。



なぜここまでの浸水被害が増えてきたのでしょうか?


理由としては線状降水帯の大幅増加が挙げられます。

※線状降水帯とは、積乱雲が帯状に連なり、同じ場所に長時間とどまって大雨を降らせる現象のことです。


浸水被害の具体例として

  • 飲食店(秋田県):浸水で空調・レジ等が使用不可、商品廃棄や消毒にコスト発生
  • 水産加工工場(茨城県):浸水により被害額9,000万円以上
  • マンション(川崎市):地下電気設備冠水で長期間の断水・停電

以上のような被害が実際に日本各地で発生しております。

ここまで被害が拡大すると、本当に怖いですね。

では、水害対策はこれまでどう行われてきたのでしょうか?

実は、これまでは『土嚢』を使って水害を防いできたのです

土嚢は、袋の中に土や砂を詰めたもので、主に水害対策や災害時の応急処置として使われます。

しかし、問題点も多数ございます。

  • 重くて運搬・設置が大変
  • 準備に時間がかかる
  • 耐久性が低い
  • 水を完全に止めるわけではない
  • 使い終わった後の処理が大変

便利な反面、こういったデメリットも存在するんですね。


しかし、メーカーもこのまま黙っているわけにはいきません

ここで登場するのが「止水板」「プラバリア」です!

土嚢とは比較にならないスペックをご紹介させていただきます。

製品紹介:KTX製 止水板

いきなりスケール以上の物が出てきました!!

見た目からも分かる頑丈さ…

さて、スペックはいかほどでしょうか。


  • 金属加工技術を応用した高耐久・高止水性
  • マグネット式 or 支柱式の2方式で設置環境に合わせて選択可能
  • 設置時間の目安:大人1名で約1分

土嚢の時には間から水が漏れるというのが前提で

完全な防水という訳にはいかず、緊急用に使うというのが一般的でした。


では次に漏水基準というのを見てみましょう。

何やら難しい用語がたくさん書いてありますね・・・

あまりピンときませんので図で説明致します。


おお、わかりやすいですね!

今回ご紹介する止水板は等級でいうとWs5,6相当のようです!

簡単に設置出来て一時間にペットボトルの半分以下の漏水って

さすがにスペック高すぎだろとは思います。


冒頭でも説明しましたが2種類あり

マグネット式 or 支柱式がございます。

ただし、こちらの止水板は簡単といえど

現調が必要になりますし、時間がやはりかかってしまうのは

少しネックかもしれません。

そこで登場するのがプラバリアです!

製品紹介:積水テクノ成型「プラバリア」

このプラバリアの最大のメリットとしては

止水板の軽量化に成功し、簡単に組み立て可能になった事です!

しかも重ねて保管する事ができますので

省スペース化に対応しております!これでどこでも配置する事が出来ますね。


そしてメーカー様から特別にサンプルを見せていただきました。

思ったよりも小さいです…

実は4kgぐらいの重量なので5kgダンベルより軽いです!

片手でも全然持てちゃいますね。


組み立てもらくらくできちゃいました。

付属のポールと止水板を組み合わせる事で

連結をさせる事が可能です。

止水板・プラバリアの詳細につきましては

下記資料問い合わせフォームよりダウンロードをお願いします!

まとめ

近年の異常気象によって、私たちの暮らしは

思いがけない水害のリスクと隣り合わせになっています。

これまでの土嚢では対応しきれないケースも増える中

より簡単で高性能な止水対策が求められています。

今回ご紹介した「止水板」と「プラバリア」は

そんな時代のニーズに応える新たな選択肢です。

設置のしやすさや性能面で優れており

いざという時の備えとして非常に心強い製品です。

気になる方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

安心・安全な環境づくりを

私たちと一緒に進めていきましょう!

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